椅子の買い換えが必要だった。
小学校入学の時に学習机とセットで買ってもらった椅子は20年選手。座面スポンジはへたってカッチカチ。
趣味のお絵かきは休み休みやれば良いのでまだいいが、転職してテレワークに移行した今、椅子の買い換えは可及的速やかに行わねばならない死活問題であった。
毎日尾てい骨が痛むし、このままだと尻だけでなく腰もイカれるという予感があった。
選んだのはこれ。
GALAKURO GAMING ゲーミングチェア Heimish、ヘイミッシュって名前カッコいいな。ちなみにアメリカ英語で気取らない、過ごしやすい、などの意らしい
玄人志向、やったことこそないが憧れのあるPC自作について調べれば一度は目にする名前である。
- ハイバックチェアが欲しかった
- 真っ黒や真っ白、ゲーミングカラーで部屋から浮かない
- ファブリック素材である
- 日本の家具メーカーが監修しているならそれなりに信頼置けるだろう
が決め手。
ってか「色味が良い」が半分くらいあるかも。そのくらいゲーミングカラーには辟易してるんだよ!!!紺色も綺麗だったので悩んだ。
若干座面高さが高いのが心配だが……まぁそれはオットマンをつけたのである程度誤魔化せるだろう。
※日本人向けサイズの家具はもっと作られてほしいよ身長155cm短足マンの願い。机椅子、ことゲーミング家具は文化的に海外筋が強いせいか推奨身長170~とかザラなので泣ける。
【組み立て】
箱はクッッソでかいので荷物の受取日は玄関を片付けておくと配達員さんの手を煩わせずよいと思います。
レンチ(プラスドライバー付き)は付属。
ただレンチはともかくドライバーは自前のがあればそれがいいと思う。私は(ガンダムグッズの)ドライバーがあるのでそれを使った。
オタクってなんで訳の分からないグッズ持ってるんだろうな
ネジは分かりやすく種類ごとにパッケージングされている。予備ネジは各種1つずつ。
何より日本語説明書で安心。ちなみにWebにPDF版があるので、届く前から読んでシミュレートしておきたいタイプの人も安心。
※余談だが以前職場で棚の組み立て任された時にバリバリ中国語で数字と図版だけを頼りに組んだことがあるがあれはそうそうやりたくないものである
組み立ては1時間ちょっと?私がちょくちょく向きを間違えるのでやり直したりしていたが。
女一人でもまぁなんとかなる。
可能ならお手伝いがいると楽な場面はあるが、なんとかなる。
【座ってみる】
座面はかなり広め、深め。体育座りが出来る広さ。
余程脚が長い御方でなければランバーサポートクッションを置く前提の設計だろうが、あえて抜いて深く腰掛けて胡座スタイルも可能(私レベルの小柄ならクッション置いてなお胡座も可)。
ランバーサポートは置くだけタイプなので、気分によってサッと抜き差し出来る。
リクライニングの時はいらないな……と感じるので、ベルト固定式だといちいち外すのダルいし手軽でいい。
なんなら胡座かいてその脚の上にランバーサポートを乗っけるとちょっとスマホ弄る台にくらいにもなる。
ヘッドレストのクッションは裏表で色が異なり、気分で雰囲気を変えられる。
アームレストは樹脂製だが、ソフト加工とやらのおかげで冷たさや固さはない。快適。
あと動く。高さ、角度、内外と前後移動。
ただ、角度変更だけ手動で結構動作音がでかい。とはいえ動きが滑らかでロックかからないと肘を置いてもズルズル動かれてしまうのだからある程度仕方ない。
そして私の体格の問題だが、もっと内側へ持ってこられると便利だなぁと思う。一番内側でも両側につくにはちょいと遠い。片側に寄りかかる分には良いし、多少偏って座ってもびくともしない造りではある。
布地はさらっとしている。また、均一ではない質感。おしゃれで良い。
リクライニングはほぼまっ平らまでいく。もはやちょっとしたベッド。
(あまり下げすぎると頭に血が回るぞ)
【難点というほどでもないけれど】
これは覚悟の上で買っているが、やはり最低の高さでも足が微妙につかない。
小柄な人はオットマン付きで購入した方がいいかも。
あと頭も若干高い。ヘッドクッションはベルトをギリギリまで伸ばせばまぁ首元に届かなくもないが、めんどいので外して運用している。
しかしそうすると(特に仰向け時)にちょうど後頭部がベルト通しのプラスチック穴に当たる。私の頭蓋骨の形もあってちょっと痛い。
それからまあまあでかいので、机との相性を考えないといけない。学習机で使うならある程度工夫がいる。
うーんゲーミングデスク欲しいなやっぱり。
この椅子に限った話ではないが、開けた直後はどうしても「新品のにおい」がするので、可能なら窓の開けられる場所・晴れた日に組み立てするとよいだろう。
とにかく、とりあえず尻の痛みからは解放された。
まだ1週間も使ってないので、数ヶ月後辺りに追記するかも。